ねこクイズ
【ネコの行動3】
ネコはうれしい時以外どんなときにゴロゴロという?
①とても怒っているとき ②とても不安なとき ③とても発情しているとき ④とてもヒマなとき
<低周波ゴロゴロ>
答え:②
母ネコのお乳を飲んでいるとき、赤ちゃんネコはしきりにゴロゴロといっています。大人になってからも、ネコは嬉しいときやリラックスしているときに、安心感や信頼をあらわすゴロゴロという音を鳴らします。ネコ科の動物はライオンやトラなども皆、このゴロゴロ音を鳴らします。
ゴロゴロという音がどこから出ているのかということについて、これほど科学が進んだ今でもきっちりとはわかっていません。有力な説は、ネコには声帯とは別の仮声帯(喉頭室皺壁)があって、その喉頭筋が毎秒30回以上振動するのがゴロゴロ音の正体だというものです。
また、ネコは、病気やケガで体調が悪い時にもゴロゴロと音を鳴らすことがあります。苦痛から逃れようと、自らリラックス状態を作り出そうとしているのではないかと言われています。ねんざしたときなど整骨院で低周波をあてて治療するように、ゴロゴロ音の振動には治療効果があるのかもしれません。
カテゴリー:Dr.Kの獣道