ねこクイズ
【歴史・文化】
ロシアには警察犬ならぬ警察ネコがいました。その任務はどんなものだったでしょうか?
①麻薬常習者を見分ける
②警察犬の入り込めない隙間に突入する
③チョウザメの卵を見つけ出す
④警察の張りつめた空気をなごませる
<このカバンが怪しいニャン!>
答え:③
ロシアのカスピ海近く、スタブロポリの警察署で飼われていたネコの「ルーシク」はチョウザメの卵を見つけ出す仕事をしていました。ルーシクは子ネコの時から警察が密売人から没収したチョウザメの卵を食べてきたので、そのニオイが大好きでした。
チョウザメはカスピ海ヤ黒海に棲む魚で、その卵は「キャビア」といわれ高級食材として高値で売れるため、密売人による密輸が横行していました。スタブロポリの街はキャビアの密輸ルートになっていたのです。
警察官が検問で車をストップさせると、ルーシクはすばやく車に乗り込み、隠してあるチョウザメノ卵を首尾よく見つけ出すのでした。
しかし、2003年7月、検問所で密輸の発覚を恐れたマフィアに轢き殺され、ルーシクは2歳の若さで殉職してしまいました。。。
カテゴリー:Dr.Kの獣道