ねこクイズ
【歴史・文化5】
イギリスのある工場ではよくネコが飼われています。何を作る工場でしょうか?
①キャットフード
②ウイスキー
③バター・チーズ
④繊維織物
<たくさんネズミ捕りました!>
答え:②
ウイスキーやビールの製造工場では、原料である大麦やライ麦をネズミや鳥などの害獣からまもるため古くからネコを飼ってきました。害獣の駆除薬は、品質や香りに悪影響を及ぼしてしまうので使用できないのです。かつて日本でも養蚕が盛んだったころ、養蚕農家にはネズミから蚕を守るためにネコがかわれていました。
イングランドやスコットランドのウイスキー蒸留所で飼われているネコは「Whisky Catウイスキーキャット」と呼ばれ、倉庫番としてだけでなくマスコットとしての役割も担っています。
ギネスブックによると、スコットランドのグレンタット蒸留所で飼われていたタウザー(Towser)というネコは、1987年3月20日に24歳で亡くなるまでに28,899匹のネズミを捕らえたそうです!
NHKの「まっさん」では酒造所にネコはいないようです。「ドクターX」では医者ドラマなのに茶白ネコ「ベンケーシー」がいつ登場するかと視聴率がうなぎのぼりでした。せっかくウイスキーのドラマなんだから、脚本家さんはウイスキーキャットをキャスティングしなきゃ!
カテゴリー:Dr.Kの獣道